「学習に於ける個と個性」

 個といい個性といい、それが学習においてどれだけ尊重されているとしても、課題学習の状況下にある限り、ただ課題の達成という目的の為に尊重されることを避けえない。個は単に一定の目的の為の有力な手段となることが期待されるにすぎず、個性もせいぜい有用な特性として成熟することが期待されるにすぎない。
PP.90
 それだけでなく(個も個性も)自己の目的を自己自身で「善さ」として作り出す、その意味でのいわゆる自己目的として認められ尊重されることがなければならないのである。
PP.91
岩波講座
教育の方法1
岩波書店
「学ぶことと教えること」
村井 実
  


                                                                           

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